社長挨拶
経営理念
『私たちの使命は、商品の販売と配達を通じて、関わる全ての人を豊かにし、共に向上し、社会に貢献すること』
新聞はインターネット上の多種多様なニュースとは違って、編集倫理綱領のもとにつくられた多種多様なニュースの源泉です。そして次から次へと読み捨てられる情報ではなく、それぞれの地域文化を創り積み重ね次代へとつながれる情報という知的財産です。新聞が配達され、ニュースが読まれ、家族や会社の仲間が互いに語り合い、暮らしの中に活かされる。新聞は地域と人々の暮らしをつなぐ、ひとが生きる文化のシンボルであると私たちは信じます。
金子新聞販売は、2023年で創業136年。まだ新聞を読むお客様も少なかった時代から、情報文化の担い手として、一世紀以上に亘り、新聞をお届けしてきました。それは同時に、新聞配達を通しながら、地域の皆様と深い信頼関係を築いてきた歴史でもありました。新聞と地域社会、新聞と人々の暮らし。情報を伝えながら、地域を活性化し、地域を支える。この関係をより深く拡げていくために、私たちは、独自の視点から民主主義の原点でもある選挙特報を1952年(昭和27年)から2019年(平成31年)の67年間発行して参りました。創業の明治から時代は昭和、平成、そして令和とかわり情報の速報性と読み解き解説する信頼性が同時に求められる時代に移り変わりました。
“The only constant is CHANGE.”
「地球上でたった一つの真実は変わり続けるということだけ」
常に原点は忘れず変化に対応し続ける、不易流行のイノベーションです。時代の潮流は個々の尊重へ変化し、更には個々の意見発信が社会に影響を及ぼすインターネット環境からの選択肢が無限になっています。このような環境変化を真摯に受け止め関わる全ての人を豊かにし共に向上するサービスとして、私たちができることは何か。
2011年から施行された新学習指導要領は、小学校から高等学校まで新聞を活用する授業が拡大され、学校新聞や親子しんぶん教室などの取り組みが活発になりました。そして2020年施行の新学習指導要領は、プログラミングをはじめロジカル思考の育成や読解力向上を目的に、PISA(OECD加盟国を中心として3年毎に実施される15歳を対象とした国際的な学習到達度テスト)評価を受け止めた改革が始まっています。毎日が新製品である新聞から信頼性の高い情報を得ることが、私たちの知恵となり、地域文化向上に繋がってきた歴史があります。未来の人材である地域の財産の育成の為にも、新聞のある生活を創造してまいります。
新聞という情報の授受で私たちとお客様の共感ストーリーをつなぎ続けます。
そして、忘れてはいけない2011年の3.11東日本地震や2013年の8月9日・2015年6月16日豪雨災害の経験から、社屋が損壊しても安全を第一に新聞をお届けする”使命”を根幹に、2015年9月の国連総会で採択されたSDGs(我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ)指針を尊重し環境問題改善にも取り組みながら、法令順守と危機管理意識をもって、人口減少・働き方改革業が叫ばれる厳しい経営環境の中での業務継続に努めて参ります。
代々受け継がれてきた『社風』を継承し、『先義而後利者栄』の精神と『法令順守』の精神で、金子新聞販売はポストパンデミック社会でも努力を続けます。
代表取締役 金子眞也
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配達地域は紫波郡(矢巾町JR東北本線より東側・紫波町)を担当しています。